Logo

Modified: 7/21/2005

 私が参加している、アフィリエイトプログラム(リンクシェア)の中から、私自身が使ってみたい、買ってみたい、実はもう買っちゃった!そんなオススメ商品を紹介するコーナーです。紹介した商品・メーカがありましたら、その写真やバナーをクリックしてスポンサーサイトを訪れてみてください。一人でも多くの人が、スポンサーサイトを訪れ、商品購入していただけると、私のソフト開発にも力が入り、きっとフリーウェアーでのリリース作も多くなることでしょう!

※このページの写真が見られない場合は、ブラウザーやセキュリティーソフトの”広告ブロック”機能を無効(OFF)にして再表示させてください。
ちょっと泣ける話 (フラワーギフト: 日比谷花壇)
フラワーギフトは日比谷花壇

 私が、母の日に日比谷花壇のフラワーギフトサービスを利用するようになって、もう何年たつのでしょうか?webサイトが出来る前のNiftyでのパソコン通信からの付き合いですから、10年以上になると思います。

 何年か日比谷花壇さん利用した、1996年の秋のことです。日比谷花壇から1通のダイレクトメールが届きました。それは、「敬老の日のフラワーギフト」のダイレクトメールでした。そのDMを見て、私の祖母のことをふと思い出しました。当時の祖母の年齢は90歳。長老ながら、一人暮らしで元気で身の回りのこともすべて一人で出来るのそんなおばあちゃん。私が、小学生のころは毎年夏休みになると、私の実家の茨城から祖母の住む岐阜まで新幹線で遊びに行っていました。でも、私が就職してからは、ほとんど交流はありませんでした。私は、軽い気持ちで、おばあちゃんに、そのDMの中から小さなリンゴの実のついた盆栽のフラワーギフトを送ることにしたのです。

 敬老の日が過ぎたころ、おばあちゃんから一通の手紙が届きました。その内容は...

 もう十年以上会っていなかったので、おばあちゃんは自分のことなど、ほとんど気にかけていないのだろうと思っていた。でも、気にかけてくれて本当にとてもうれしかった。送られた、小さなリンゴの実の木を見て、自分が幼いころリンゴが好きだった事、その当時の出来事など思い出したこと。そして、文章の最後には、大切にこの盆栽を育てるけど、多分、盆栽が枯れるより、自分のほうが先に死んでしまうのだろう。そうしたら、この盆栽はいったいだれが面倒を見てくれるのだろうか...?そんな、馬鹿なことを考えてしまいました

 私は、目頭が熱くなりました。たまたま、日比谷花壇から届いた一通のダイレクトメール。それも、たいした感情も持たずに、気軽になんとなく注文をした私。でも、それを受け取ったおばあちゃんの本当にうれしかったこと。なんだか、今まで不義理にしていた私自身に情けなさを感じました。おばあちゃんと切れ掛かっていた縁を結んでくれた、日比谷花壇に感謝の気持ちで一杯になりました。

 その年の大晦日から元旦は、91歳になるおばあちゃんをつれて旅行に出かけました。ちょっと強い風が吹くとあおられてしまう、おばあちゃん。背中におばあちゃんをおんぶすると、風船のように軽いおばあちゃん。なんだか、ジーンときました。

 その年の敬老の日もまた、もちろん日比谷花壇さんから、敬老の日のフラワーギフトを送ったのは言うまでもありません。これから先、毎年おばあちゃんに送り続けるつもりでした。が、それはかなわぬ夢となりました。翌年、93歳で他界されました。病院のベットに運ばれるまでずーと元気でした。もっと、色々してあげればよかったと悔やむ気持ちもありましたが、他界するまでの数年間ではありましたが、すばらしい交流の場を作るきっかけを作ってくださた日比谷花壇さんには、感謝の気持ちで一杯です。

 今年も、また母の日がやってきます。無論いまでも、毎年日比谷花壇の花の日ギフトは1度もかかさず送っています。

最近、離れてしまって、両親やおじいちゃん、おばあちゃんと連絡をしていないあなた。ちょっと、花でもおくってみませんか? 


aCopyright (C) 2003 by moritaro